新作作品のご紹介 辻が花染め(つじがはなぞめ)

新作辻が花染め

辻が花染め(つじがはなぞめ)は、室町時代から桃山時代の末期にかけて登場した模様染めのことで、短期間にあらわれ幻のように消えてしまった染色技法です。

これは「辻が花」あるいは「辻が花模様」とも呼ばれるものですが、その技法は、縫締めによる絞染めで、その染め残された白い部分に、墨や朱の描絵を加えたり、金銀箔の摺箔や刺繍などを施しています。

現存するものとしては、享禄三年(1530年)の「藤花模様辻が花幡裂」、永禄九年(1566年)の「花鳥模様辻が花小袖」、豊臣秀吉所用の「桐矢襖模様辻が花胴服」、徳川家康所用の「紅葉模様辻が花染め小袖」や「紫地葵文辻が花染胴服」などがあります。

コメントは受け付けていません。